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安易な高値買いは危険!天井サイン・テクニカル・ファンダ分析で見極めよう

日経平均株価の最高値更新が話題となり、各メディアで次のようなコメントが目立ちました。

まだ買っても大丈夫。高値はいずれ更新されるし、長期的には大丈夫」といった発言が多く見られました。

一見すると正しいようにも思えますが、安易な高値買いはその時の経済状況・価格帯によってはかなり危険です。

今回は、なぜ高値買いは危険なのか、どのようにして高値買いを警戒すればよいか考えてみましょう。

過去のデータから考える

S&P500などの指数の過去のデータを振り返れば、長期間にわたる高値の更新がない期間がしばしば存在します。
指数(SP500やNASDAQ)は高値で買ったとしても数年たてば高値を更新してはいますが、個別株は高値で買うと塩漬けになる恐れがあります。
なぜなら個別株は、全体のトレンドに加えて企業の業績や産業の動向によっても影響を受けるため、指数よりもその影響が顕著です。
ガチホしたら報われる可能性はありますが、含み損のまま長期間保有するのはストレスです
そこでテクニカル・ファンダ・よくある天井サインを学ぶことで無駄なポジションをとるのを減らしましょう。

直近の相場を振り返る

コロナ後の金融緩和政策によって経済は一時的に支えられ、株価が上昇しました。
その後金融引き締め政策やインフレの問題が浮上しており、経済問題はいまだに完全な解決には至ってない状況です。
日本は長期的な課題であった物価の上昇が始まっていますが、賃金が上がっていない。
最悪な物価の上がりかたですが、円安のおかげもあり日経は高値を超えてきました。
最近では中国は大手不動産会社である中国恒大集団の破産などもありましたよね。
SP500は高値近くまで来ましたが、ヨコヨコし始めて上下予想が難しい相場になってきました。

最高値で買わないために意識してほしいこと

テクニカル分析

移動平均線の乖離などテクニカル分析を用いることで、下落の兆候を捉えることができます。

ファンダメンタル分析

国や企業などの経済状態などを表す指標のことです。
ファンダメンタルの分析の厄介なところは企業の決算・経済指標の方向性に必ずしも値動きしないことです。
決算や経済指標は既に価格に織り込まれていた可能性があるからです。
つまり短期的には結果と値動きが合致しないことがあることを頭の中に入れておきましょう。
ではどう使いこなせばいいのか。
2021年の長期的な下落のきっかけとなった、金融引き締め等の長期的なトレンドになりうるファンダメンタルには逆らわないこと。
長期的に企業の継続が見込める業績であるかなどを注目するといいと思います。
また価格が高値圏にいる(織り込んでいる可能性)があるかどうかを意識することが重要です。

天井のサイン

これはあくまで主観的なサインです。
数値や値動きで証明するのは難しく必ずしも天井のサインにはならないですが、意識しておくと警戒することができると思います。

メディアでの最高値報道・セミナーの開催を見かける

日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を再び更新した際、メディアはこれを多く報道しました。
映像を通じてセミナーに参加する大人たちの様子が伝えられ、市場の過熱を示唆すしてます。

SNSでの投資自慢

同様に、SNS上では投資家たちが含み益の画像や実績を自慢する投稿が増えることがあります。
これも市場の過熱や一時的な盛り上がりを示す兆候とされることがあります。

Googleトレンドなどのトレンドツールの結果

Googleトレンドなどのツールを用いて調査を行うと、特定の銘柄やテーマに関するツイート数が増加することが観察されることがあります。これも市場の関心の高まりや過熱を示す兆候とされることがあります。
昨年はやったナスダック指数にレバレッジをかけたETF通称「レバナス」と調べると顕著に表れています。

下落の兆候を感じたら…

ただし、天井を完璧に当てるのは難しいです。
下落しそうだなぁと思ってもそこから最高値を更新することもしばしばあります。
抵抗ラインを突破した場合、空売りの損切が大量に発生し価格がぶっ飛びます。
あくまで天井をあてにいくのではなく、一旦静観する選択をしたほうが長期的なパフォーマンスが良いです。
もしエントリーするのであれば買い・売り両方のシナリオを立て、イメージ通りになった際にするといいです。
ろうそく足やチャートの形が完成した後(戻り売り)でエントリーすることで、リスクを低減できます。

まとめ

この記事を通じて伝えたいのは、投資において確定的なことはないという点です。
底や天井を正確に予測することは難しく、リスクも存在します。
しかし、テクニカル分析・ファンダメンタル分析をはじめとした投資に必須な知識を活用することで、高値買いのリスクを避けれます。
その後上昇して、買っとけばよかったと思うこともあるかもしれないです。
しかしお金を増やすうえで利益を出す以上に損失を出さないことが大切です。